吾が子よ、勇敢であれ!戦国の世で活躍したあの武将のように
吾が子よ、たくましくあれ!大空を泳ぐ鯉のぼりのように
じょういちでは、この心を大切に選び抜いた作品を、おすすめしております。
内飾りとは、お部屋の中に飾る鎧・兜・子供大将のことをさします。
永年にわたり親しまれ飾られたセットです。
近年では、住宅事情や転勤などの関係で鎧や兜の平段飾りセットに人気が移っていますが、伝統的な五月飾りです。
大きさは、間口90cm、10万円前後~上は30万円以上までいろいろです。
※写真は兜平飾りセットです。
一番人気のセットが、兜飾りです。間口60cmくらいの大きさから間口120cmくらいまでと、実にさまざまです。兜も安く見栄えによいものから、重厚で手の込んだ作品までいろいろです。
価格は7万円前後~40万円以上の作品まであります。
じょういちでは、予算と好みに応じて、兜と台の組み替えをいたしております。
※写真は鎧平飾りセットです。
鎧は武将としての威嚇を示すシンボルで重厚感が魅力です。
近年では、狭い場所にも飾られるように小型化した作品が創られるようになりました。
間口70cm前後から間口120cm前後と、そのサイズもいろいろです。価格は10万円前後から40万円以上の作品もあります。
収納する箱を台にして飾る収納タイプは、発売以来、人気急上昇中です。
大きさも間口45cm前後から65cm前後とコンパクトにまとめられ、特にマンションなど比較的狭いお部屋にもかっこよく飾れます。6万円前後~20万円前後のご予算です。何よりも、収納箱の中に、兜・屏風・弓・太刀など一式全部を納めてしまえるので、保管場所に困りません。
ガラスケースに入った兜や子供大将飾りです。中の兜や弓太刀などが動かないように接着してありますので、ガラスケースごと取り出してそのまま飾れます。
間口45cm位のミニサイズ、4万円前後~間口90cm 12万円前後とサイズも豊富です。
ガラスケースは分解できませんのでケースそのままの大きさの収納スペースが必要です。
いつ買うのがお得?
五月人形が出揃う3月初旬から4月初旬にかけて、購入するのがよいでしょう。
お店によっては、早期予約セールなど、特典が付いているセールがありますので、早めに予約しておきましょう。人形は手づくりのため、数量に限りがあります。品切れになりますので、早めの購入をおススメします。
選ぶポイント
大まかな予算を決めておくのがひとつの方法です。売り場に行くと、どこを見て選んでよいか迷ってしまいます。五月人形は小さいから安いとは限りません。価格は技術や細工などで決まります。自分の感性や飾るスペース、ご予算でお選びになるのがよいでしょう。
いつから飾る?
初節句の五月人形は春分の日(3月21日)頃から4月中旬までには、お飾りください。
もちろん、それより早く飾られても、何ら差し支えありません。
早めから、飾って楽しめる期間をより長くとるのがポイントでしょう。
外飾りとは、屋外に飾る鯉のぼり・武者絵のぼりのことをさします。
中国の伝説に「鯉は竜門という急流を登ると竜になって、天に昇る」という、出世の物語があり、
これにちなんで吾が子の立身出世を願う親心が鯉のぼりという形になったと言われています。
また鯉のぼりを立てることは、男児の誕生を天に告げて
「吾が子の健やかな成長をお守りください」と願い、
人々に後継者ができたことを知らせる目印とれています。
武者絵のぼりは、遠く鎌倉時代の昔から、武門の誉れを誇示し、家の繁栄を願う印でした。
今では、戦国時代の名将にちなみ、強くたくましく育ってほしいとの親の願いを込めて、
鯉のぼり同様に立てられるようになりました。
鯉のぼりも武者絵のぼりも大きさサイズから、
近年では、マンションのベランダや戸口など、
場所も選ばずに立てられるベランダセットが考案されています。
また、室内に飾れる鯉のぼりセットも作られています。
豪華な金箔や雨を寄せ付けない、撥水加工を施した製品など多種多様です。
お値段も、ピンからキリと幅が広く、品揃えも豊富なじょういちで、
よく見比べてから決められるのが良いでしょう。
男の赤ちゃんが生まれて、初めて迎えるお節句(五月五日の端午の節句)を、初節句といってお祝いします。
赤ちゃんが丈夫に、たくましい男性に成長するように、願いを込めてお祝いする行事で、江戸時代から続いているならわしです。
鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習です。身の安全を願って神社にお参りするときに、鎧や兜を奉納するしきたりに由来しています。鎧や兜を”戦の道具”と受け取る考えがありますが、武将にとっては自分の身を護る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な意味がある大切な宝物でした。現在は鎧兜が”身体を守る”ものという意昧が重視され、交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾ります。
鰹のぽりは、江戸時代に町人階層から生まれた節旬飾りです。鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息することができる、非常に生命力の強い魚です。その鯉が急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説にちなみ(登竜門という言葉の由来)子どもがどんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの立身出世を願う飾りです。
初節句に飾る五月人形は、お嫁さんの実家から贈るのが普通ですが、現在は、可愛いお孫さんのために両家で折半することもあります。
五月人形は、前述のような意味があるのですから、おじいさんやおばあさんが心を込めて自ら選ぴたいものです。お仲人さんや親戚、友人は、金太郎や桃太郎などの人形や、鯉のぼりを贈るのは一般的です。
初節句のお返しは、お祝いの日から一週間以内にしたいものです。
お子さまの名前で、端午記念又は内祝いとしてください。お返しの品に、お礼の手紙と、赤ちゃんのスナップ写真をつけて贈れば、赤ちゃんの成長ぶりがわかって喜ばれることでしょう。
五月人形や鯉のぽりを飾るのは、少し早めがよいでしょう。できればお節句の1ヶ月前に、遅くとも一週間前には飾るようにしたいものです。
人形を買ったり、配達してもらう日は大安にこだわる必要はありません。むしろ混雑する大安の日や日曜祭日を避けるほうが賢明です。
かたずけるのもなるべく早めにしましょう。季節の節目を祝うのも節句の意味です。
瑞午の節句が過ぎてしまうと飾る意義も薄れます。遅くとも五月下旬までに、天気のよい、乾燥した日にかたずけましょう。
本来は、五月五日の節句当日ですが、前の日の晩(宵節句といいます)にお招きしてお祝いしてもよいでしょう。
両家の両親やお祝いをいただいた方、普段親しくしている方たちを招きます。端午の節句のお祝いは、お母さんの心づくしのごちそうでお祝いしてください。できるだけ瑞午の節句にちなんだお料理にしたいものです。
本端午の節句 と菖蒲は切っても切れないものです。菖蒲は悪鬼を払うといわれ昔から端午の節句に使われています。
家の屋根や軒先にさしたり、お酒にひたして菖蒲酒にして欽んだりします。
また、菖蒲枕といって枕の下にしいたり、お湯の中に入れて菖蒲湯にして入ります。
いずれも身体に悪い気がつくのを防ぐという意味から便われるならわしです。
健康そのものの金太郎の顔にホコリがついていたのでは様になりません。人形をしまう時には愛情を込めた手入れをしたいものです。
空気が乾燥した天気の良い日を選んで、人形に付いているホコリを羽根パタキなどでよく落とします。細かいところは歯ブラシなどを便うとよいでしょう。鎧兜などの金物は、乾いた柔らかい布でよく拭いて、手の脂が残らないようにしてください。
箱の中にしまう時は、柔らかい布や紙でそっと包んでホコリやチリから守ってあげましょう。
兜の鍬形など金属部分は、新聞紙でくるんでもかまいません。インクの脂がサビを防ぎます。包む時に、人形の顔や、鎧兜の金物を直接手や指で触れるのは禁物です。脂がついてそこにシミが付きやすくなってしまいます。
布や紙で人形を包む時は強すぎないように、強くすると形くずれの原因になります。
包み終わった人形や部品は、一つずつポリ袋にいれて密封すると良いでしょう。大敵である虫食いを防ぎます。
箱の中にしまうときには、すき間に新聞紙などをほどよい強さで詰め込みますす。
人形が動いてぶつかり合わないようにするためです。強く詰めすぎると、形くずれしてしまうので注意しましよう。
人形をしまう時に使用する防虫剤は正しく便用してください。人形の保存に適している防虫剤はナフタリン系のものです。
人形専門店で売っているものなら安心です、バラジクロル製剤やしょうのう製剤など他の防虫剤と併用するのはやめましょう。
防虫剤は使用方法をよく確かめて、適量を直接人形に触れないように箱の中に入れましょう。
箱に納めた人形は、家の中でも比較的湿気の少ない納戸や押し入れの上段、あるいは天袋などに保管してください。
湿気の多いところにしまっておくと、カビがついて、そこがシミになったり変色したりすることもあるからです。
ただし、あまり乾燥しすぎるのも良くありません。とくに人形の揚合は、乾燥しすぎると顔にヒピが入ったりすることがあるので注意してください。
天気がよく空気が乾燥している十月頃に、虫干しをして風に当ててあげて下さい。このときも直射日光に当てることは避けてください。
顔のヒビ割れや衣裳の変色につながることがあります。再度収納するときには、羽根バタキなどでよくホコリを払ってからしまいましょう。